いまだに言われる有効なSEO対策のひとつに、中古ドメインを利用したものがあります。
アフィリエイト初心者の方は知らないかもしれませんが、中古ドメインとは過去に誰かがサイト運営をしていたドメインのことです。
ですので新規ドメインを取得するのと比べれば、昔の被リンクやSNSでのシェアが残っている分、SEOに有利と言われています。
ただし中古ドメインの利用には、否定的な考えをもっている人も多くいます。
そこでSEOの観点から、どのレベルのSEO効果があるのか? そもそも全くSEOに効果はないのか?
本質にせまる部分をまとめたので、アフィリエイトをしている方や集客でお悩みの方は参考にしてください。
目次
今でも中古ドメインにSEO効果があるのは間違いない
アフィリエイトを続けていると、突然自分のサイトの上位に、中途半端なアフィリエイトサイトがランクインしてくることがあります。
「なんでこんなサイトが俺のサイトの上に・・・?」と思って調べると、中古ドメインだったという経験は何度かあります。
これは最近でも起こった事件なので、やっぱり世間で言われるように中古ドメインは、今でもSEO効果があるのは間違いないでしょう・・・
もちろん中古ドメインのアドバンテージだけで、上位表示を続けられる程にSEOは甘くないです。
実際に僕のサイトの上位にきた中古ドメインのサイトが、2ヶ月後くらいに1ページ目からいなくなっていたこともあります。
また昔にくらべて、中古ドメインの持つSEOの効果は弱くなり、Googleもドメインの所有者が変われば履歴をリセットするとも発表しています。
しかしそれでも、中古ドメインの持つSEOパワーはいまだに大きく、上位表示の材料になっているのは疑いようのない事実です。
中古ドメインの持つSEO効果はどの程度なのか?
中古ドメインの持つSEOの効果は、バラつきが相当に激しく、一概にこれくらいとは言えません。
なぜなら、良くも悪くも中古ドメイン選びはギャンブルだからです。
良いドメインを選べば、コンテンツを少し詰め込むだけで、ほとんどペラサイトでも商標キーワード1ページ目に表示されることもあります。
逆に悪いドメインを選べば、1年間更新を続けても100位以内にインデックスされることはなく、圏外のままということもあります。
では良い中古ドメインを選ぶには、どうすれば良いのか?
それは・・・・
ドメインの被リンク数やSNSのシェア数を参考にしたり、そのドメインの過去歴史や非リンク元をチェックすることです。
しかしそれだけの情報では、確実に安全なドメインだと判断するのは難しいです。
また過去に手動ペナルティを受けているドメインかどうかは、実際に購入してGoogle サーチコンソールにかけるまでは、100%断定はできません。
さらにはペナルティーを受けていなくても、取得したあとで急に中古ドメインのSEO効果がなくなることもあります。
なぜならGoogleは、ドメイン所有者が変わったと判断した時に、ドメイン履歴をリセットすることが可能だからです。
このように中古ドメインは、かなりギャンブル要素が強いSEO対策です。
その為、アフィリエイト初心者が手をだすには難しくオススメもしていません。
そもそも中古ドメインによるSEO対策は、ブラックハットSEOと呼ばれる裏ワザみたいな手法なんですけどね・・・
ですので手を出すとしても、上位表示を保証してくれるSEO効果があるものでないという理解は必要です。
それが例え、ひとつ10万円を超えるような中古ドメインでもです。(中古ドメインは価格が高い)
稼ぎまくるアフィリエイターには中古ドメイン愛用者が多い
誰かが使っていたドメインを再利用することは、SEO 的にもモラル的にも問題はありません。
自社のサービス名と、所有者がいなくなったドメイン名が一致するケースはありますからね。
ですが中古ドメインの実態は裏技的なSEO対策であり、Googleが推奨しているわけではありません。
だからこそ中古ドメインの利用を嫌悪する人や、使うべきか迷う人がたくさんいるわけです・・・
僕もその一人なので、イマイチ中古ドメインには乗り気じゃありません。
しかし月に100万円以上稼ぎまくるアフィリエイターの中には、中古ドメインの愛用者が多いのも事実です。
これは中古ドメインのリスクを考慮しても、SEO効果の方がつよく優位性があると、稼ぎまくるアフィリエイターに思われている証拠です
もちろんギャンブル性が高く、リスクも大きい中古ドメインをメインサイトに使っている人はほとんどいませんよ。
ほとんどが、被リンク専門のサテライトサイトのドメインとして使われています。
メインサイトに使っているのは、ペラサイト専門のアフィリエイターくらいのものでしょう。
ただし現状で中古ドメインにSEO効果がある以上、今後もしばらくは中古ドメインを利用するアフィリエイターは多いでしょう。
今後も中古ドメインによるSEO対策は通用するのか?
Googleの動きを完全予測することはできませんが、しばらくは中古ドメインによるSEO効果は続くと思います。
というのも5年以上も前から「いまさら中古ドメインに効果はない」と言われ続けているにも関わらず、状況は大きく変わっていないからです。
事実、気合を入れて運営されている個人サイトや、法人運営のメディアサイトより、中古ドメインを利用したサイトコンテンツやサイトボリュームの劣るサイトが、上位にくるケースはたくさんあります。
だからこそ今でも、中古ドメインを買い漁っているアフィリエイターは多いのでしょう。
ではなぜこんな状態が、いつまでも続いているのかというと・・・
中古ドメインの存在が被リンクと同様に、完全なブラックハットSEOと断定しにくい為です。
上記でも説明したように、SEO目的ではなくサービス名が一致するドメインを探したら、以前にも持ち主がいたドメインだったという可能性もあるからです。
とはいっても、「所有者が変わった1週間後にはドメイン履歴を削除する仕組み」をGoogleが導入すれば、中古ドメインのSEO効果は完全になくなりますけどね・・・
また検索の利便性向上のために、そう遠くない将来にドメイン履歴の削除がもっと強化されるのは間違いないでしょう。
ですので中古ドメインのSEO効果は、いずれは完全になくなると予測できます。
それが1年後なのか5年後なのかはわかりませんけどね・・・
どうしても中古ドメインを利用したい方は、そういったリスクもふまえたうえで利用してくださいね。
アフィリエイトサイトで中古ドメインはオススメできるのか?
あくまでも僕個人の意見ですが、中古ドメインに頼らなくても上位表示はできますし、アフィリエイトで儲けることは可能です。
僕も中古ドメインを利用したサイト運営はしておらず、どのサイトも新規ドメインのみです。
また作自演の被リンクも一切していませんが、ちゃんと上位表示はできて、それだけで生活できるくらいの収入も得ています。
しかも最近は更新頻度もかなり落としていますが、収入は減るどころかむしろ増えてきています。
このことからも、高いお金を支払ってリスクの高い中古ドメインを買うのはオススメしていません。
そもそも中古ドメインによるSEO対策は、検索ユーザーの利便性向上というSEOの本質とはかけ離れています。
その為、長きにわたって安定して儲かるアフィリエイト手法とは言えません。
しかし中古ドメインを上手く使えば、少ない労力で上位表示して儲かる可能性があるのは事実です。
ですので金銭的なリスクを負ってでも、「はやく上位表示して儲けたい! 安定なんていらない!」と思う人には、良いのかもしれません。
ただしその際も、自分で中古ドメイン選定をするのはオススメしません。
中古ドメインの選定には時間がかかり、必ず優秀な中古ドメインを取得できるとは限らないからです。
だからこそ購入の際は、中古ドメインの販売業者に任せるのが安心です。
オススメは2つあって・・・1つは最も有名な中古ドメイン販売屋さんです。
僕の知る限りは、中古ドメイン関連ではここの業者のサイトが一番信用できます。
実際に中古ドメインの件で話を聞いたアフィリエイターも、上記の会社を利用していて実績はNo.1だと思います。
もう1つは、月刊アフィリエイトというWebセミナーで知った、アクセス中古ドメイン というサービスです。
こちらはパワーランクという指標で、ドメイン品質を表しているので初心者でも購入しやすいと感じました。
もし中古ドメイン選定で迷った際は、上記のどちらかを利用してみるのがオススメです。
一応当ブログの方針では、中古ドメインはオススメはしてませんが、上手く活用すればあっという間に月収10万や100万に届く可能性もあります。
ですので、価格は高く多少のリスクはありますが、資金に余裕があるなら試して損はない戦略かもしれません。